富山大学 | 感染症医療人材養成事業

ごあいさつ

新型コロナウイルスの流行を経験して、感染症への基本的な対応ができ、考え方を共有できる医療人を増やすことが求められています。薬剤耐性菌の問題などの脅威は常日頃よりありますし、パンデミックは繰り返されてきていますので、感染症に備えておくことは極めて重要です。

富山大学は以前より感染症の診療・教育・研究に力を入れており、2018年にはこの3つ柱を一体として取り組む北陸初の組織として、総合感染症センターを設立するなど発展させてまいりました。そのような中、このたび富山大学は令和2年度感染症医療人材養成事業に採択され、これまでの取り組みをさらに加速させるチャンスをいただきました。これからは、在学中の医学部・薬学部の学生さんはもちろんのこと、既に働くすべての医療従事者のみなさんもより広く深く感染症を学ぶ機会が生まれます。また、これからの時代を牽引する人材を輩出する富山大学の責任もますます大きくなっていくことでしょう。

当たり前のことを、自然とできる。そして最前線でも活躍できる。富山大学は、このような感染症医療人を育んでまいります。